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シェフのスペシャリテ「スタジオーネ」

イタリア各地を巡るような美食体験

トスカーナのなだらかな丘陵地帯から、アマルフィの太陽が降り注ぐ海岸まで、イタリア各地の伝統や郷土料理をテーマに、日本全国の旬の食材や地元の味覚を自由な発想で融合させた、革新的で創造性に満ちた料理をご用意します。一年を通して、まるでイタリア各地を巡るような美食体験をお愉しみください。
  • シェフ吉田 道昭
    月替わりの特別ディナー

    シェフ吉田 道昭のスペシャリテ「スタジオーネ」

    毎月イタリアの特定の地域をテーマに、シェフ吉田 道昭が手掛けるメニュー「スタジオーネ」は、風土や習慣などにより異なる各地のユニークな料理をお愉しみいただけるコースです。伝統的な郷土料理に、大阪をはじめとする日本全国の食材を取り入れ、時間をかけて綿密かつ丁寧に作りこまれる一皿一皿は、訪れるゲストの皆様に毎月新鮮な魅力と味わいをご提供します。
  • 仔羊肉のカチャトラ
    月替わりの特別ディナー

    3月

    ラツィオ州の伝統と郷土料理をテーマに、旬の食材や地元の味覚を取り入れた料理をご用意します。3月の「スタジオーネ」のメイン「仔羊肉のカチャトラ」は、「猟師風」を意味し、野菜やお肉を煮込んだ、複雑に調和する食材の旨みを堪能できる料理です。白ワインやトマトなどと煮込んだ、艶のある弾力と柔らかさをもつ仔羊肉に、爽やかな苦みが瑞々しい春野菜を添えます。また、名物パスタのひとつ「カチョ エ ペペ」を、春に旬を迎える筍を使い、ご提供します。
  • 3月

    ラツィオ州

    首都ローマを有する、中央イタリアに位置する地域で、世界遺産コロッセオや古代の希少なモザイク画、古い劇場などが残る観光都市です。料理においては「アマトリチャーナ」や「カルボナーラ」、「カチョ・エ・ぺぺ」といった名物パスタが知られており、ヘーゼルナッツやそら豆などの豆類、イタリア名産のカルチョーフィ(アーティチョーク)などの野菜も料理によく使われます。

  • 4月

    マルケ州

    イタリア半島に縦貫するアペニン山脈の東側に位置し、アドリア海に面する州です。豊富な山と海の幸を使った料理が愉しめ、トリュフの産地としても知られています。トリュフとフォアグラを贅沢に組み合わせた料理「ロッシーニ風」は、マルケ州・ペーザロ出身のオペラ作曲家兼美食家であり、19世紀前半に活躍したジョアキーノ・ロッシーニの名が由来となっています。ペーザロでは、毎年ロッシーニ・オペラ・フェスティバルが開催され、世界中からオペラファンが集まります。

    ウンブリア州

    アペニン山脈の西側に位置する州で、海や国境と接しない内陸部。深い森となだらかな丘陵地、壮大な平原を有するなど、豊かな緑に恵まれており、オリーブやトリュフ、レンズ豆、ワインやオリーブオイルなどの産地として知られています。ジビエと併せて牛肉や豚肉などの多彩な肉料理、キノコ類などの山の幸、豆類を用いた郷土料理が多く、素材の味を生かしてシンプルに調理されます。

  • 5月

    アブルッツォ州

    イタリア半島中部に位置し、アペニン山脈とアドリア海に面しています。山岳地帯が占める割合が大きく、国立公園や自然保護区を有しており、イタリア屈指の雄大な美しい大自然が残る地域です。ブドウの栽培や羊の放牧が盛んで、羊肉やペコリーノチーズ、ワインなどが作られています。羊肉を串に刺して炭火で焼き上げる名物料理「アロスティチーニ」や、弦を張った器具の上に薄く伸ばしたパスタ生地を置き、麺棒で押して切るパスタ「キタッラ」など、この地方の環境や暮らしならではの伝統料理を愉しめます。

    モリーゼ州

    アブルッツォ州と隣接するイタリア半島中部に位置し、イタリアで2番目に小さな州ながら山と海を有する自然豊かな地域です。高い城壁に囲まれた港町テルモリや、石造りのロマネスク様式の荘厳な建物など、歴史に根付いたユニークな建造物や文化が残ります。モリーゼのみで栽培される黒ブドウ「ティンティリア」を使ったワインが作られています。

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